靴の買い方、選び方 〜店員さんの言葉を鵜呑みにしない〜
靴を買う際に「底がすり減ったら直せるのか?」というポイントは重要です
そこで店員さんに聞いてみるのですが
一般的な「ヒールがあって、リフトがついてて」という靴でなく一体型などの場合、「この靴は修理できない」と言われることがよくあります
でもこの言葉、多くの場合は間違っています
もっと正確にいうと
「できない靴も極稀にあるけれど、大半は修理可能」
です
修理の可否はその修理店によって大きく違いますので、そういった店員さんの言葉は
「自分が普段利用している修理店では修理不可でした」
もしくは
「同じ施設に入っている修理店では断られました」
といっているに過ぎません
どうも「A店でムリだったら全ての店でムリ」と思いこんでる方が、かなり多い印象です
それぞれ独立している修理店を「修理屋」で一括りにしている印象です
実際そんなふうに言われた靴を修理店に持ち込むと、実は当たり前のように受け付けてくれてビックリすることがあります
「靴屋さんでムリって言われたんですけど・・」
というと
「あ、そうなんですか?」
「普通に直りますよ」
なんて言われることが、なんと多いことか。
靴屋さんは販売のプロであって、メンテナンスのプロではない、ってことなんですね
昔とは違い、今ではスニーカーでも修理ができる時代です
もちろん「ナイキエアマックスのエアー復活」のように「どう考えてもムリじゃね?」というのもあります
でも、修理屋さんの「履けるようになんとかする技術」は、一昔前と比べ物にならないぐらい向上しているんです
試しに「スニーカー修理」で検索して見てください
驚くほどたくさんの修理画像が出てきます
ザックリ言ってしまうと、百貨店の平場で売っているような靴なら大体が修理可能です
それが
・ソールもヒールも一体型
・凹凸の大きなラダー型
・厚底のソール
であったとしても問題ありません
販売スタッフさんの言葉に惑わされないようにしましょう
そこが百貨店やモールなら、店員さんを連れて施設内の修理店に見てもらいに行ってもいいと思います
そんなことされると店員さんが迷惑?
なら、スタッフのほうが事前に聞きに行っておくべきじゃないでしょうか
もしそこで「できない」と言われても、全ての修理店で「できない」わけではありません
画像を撮らせてもらって、ネットで問い合わせるのもいいかもしれませんね
まとめると
・靴販売スタッフはメンテナンスについては素人だと思ったほうがいい
・だからその言葉を鵜呑みにせず疑うのも大事
・修理店の対応も1軒だけで判断しない
こんなところです
現場からは以上でーす