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シューツリーについて注意するべきポイント その2

さて、前回に引き続きシューツリーについての解説ですが、今回は高級な製品について説明していきます

 

百均で売ってるバネ式とは違い、高級品は構造が全く違います

本体は木で出来ており、形も「つま先だけ」なんてこともなくちゃんとカカトまでホールドできる形状で、靴全体を「本来の形に保つ」ように作られています

 

こんなのですね

 

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ネジ式とバネ式があるのですが、バネ式もテンションが強すぎるようなこともなく、自然なチカラ具合です

 

なのですが、やはりこれも「入れっぱなし」にする必要はないと思います

 

なぜなら、前回も書きましたが、その目的は「型崩れを元の状態に戻す」ことだからです

それなら一晩入れておけば充分で、入れ続けてもそれ以上の効果はありません

 

しかもシューツリーは「その靴に合わせて」作られているわけではありませんので、その形に靴を合わせることが本当の意味で「元に戻すこと」なのか、少し疑問を感じます

 

また、木でできたシューツリーは、1日履いた汗を吸収してなるべく早く靴を乾かす効果もあります

 

ですが、入れっぱなしにしておくと汗を吸ったシューツリー自体が乾きにくく、吸い取った水分を木の中で移動させて、上の方や履き口の方に向かって放出することになります

 

それなら出したほうが早い。

 

一晩入れておいて汗を吸わせて、翌朝それを取り出すことで、靴もシューツリーも素早く乾かせることができるんですね

 

 

また、高級シューツリーは「○○の木でできおり天然の殺菌作用があります」などと謳われていますが、それも「カビが生えにくいですよ」と言ってるに過ぎません

 

このことが入れっぱなしにする理由にはならないんですね

 

それにカビは靴の内側より外側に生えているほうをよく見かけます

シューツリーの殺菌作用が靴全体を包み込んで、外側の防カビにまで効果があるのかな?

その効果はゼロではないにしても、ちょっと期待しすぎな気もしますね

 

そうやって「一晩で取り出す」のなら、シューツリーは汎用性の高い形のものを一つ持っておけば充分事足りそうです

 

 

※梅雨時期を考えると2個所有してもいいかもしれません

 

特殊な形の靴には専用のものが必要ですが、持っている靴「全て」に用意する必要はなさそうですね

 

さらに疑問に思うのは表面にニスを塗っているシューツリーです

 

シューツリー自体が汚れるのを防ぐ効果はあるんだろうけど、吸湿効果を下げてまで必要なのかな?

靴を素早く乾かす目的を妨げてまでシューツリーを守るのは、本末転倒に思えてなりません

 

汚れても効果は変わりませんし、気になるなら買い換えればいいんです

シューツリーってそれぐらいの感覚で使う道具だと思います

 

まとめると(その1もまとめて)

 

・百均のバネ式シューツリーは使わない

・なんなら新聞紙と割りばしでもOK

・使い方は帰宅時に入れて翌朝に出す

・だから汎用性の高い形のものが1〜2個あれば大丈夫

・表面ニス加工のものは避ける

・そして、汚れたら買い換える

 

てな感じです

 

もちろん

 

「高級シューツリーを入れたままにして気分を味わいたい」

 

なら、この限りではありません

要は「何を求めるのか」です

 

現場からは以上でーす

 

 

 

 

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